確定申告を考える前にそもそも税金って何に対して課税されているのか考えてみましょう。

フリーランサーになる人にはさまざまなひとがいるかと思うのですが、「フリーランサーになる以前はサラリーマンだった」「日本の勤労所得者層の8割がサラリーマンである」ことを考えるとサラリーマンがどのような税金が課されているのかを考えると、「そもそも税金って何に対して課税されているのか」をイメージしやすいのではないでしょうか。

たとえば、一介のサラリーマンに関係してくる税金を洗い出すと以下のようになります。
毎月毎月のお給料からは源泉所得税といって、税金が取られています。
食品や衣料品を買うときも消費税といって税金が取られています。
お酒を買えば酒税が、ガソリンをいれればガソリン税（正式には揮発油税）が取られています。
ようやく貯金したお金を頭金にマイホームを買えば、不動産取得税や固定資産税が課税され、自動車を購入しても自動車税が課税されます。

挙句の果てには相続税といって、いまわの際まで税金は追っかけてくるのです。

実は、このように稼いでも、使っても、残ってもいつの間にかしっかり税金は課税される仕組みになっているのです。

この日本の税体系をイメージ図は以下のようになります。

どうですか？
実は、生活のすべてのステップにまとわりついているモノ。それが税金の正体です。

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